AIBフードセーフティとは
食品施設や食品関連施設において、製品製造および管理のための食品安全環境を整えるために、「AIB(米国製パン研究所)」が確立したシステムで、施設内の不衛生な状態、管理されていない状態を探し出し、潜在的な食品への危害を取り除くことを目的としています。
日本では、JIB(日本パン技術研究所)がAIB活動を実施しています。
なお、本システムは、認証制度ではありません。
AIBフードセーフティの範囲
サプライヤーから配送まで
「私たちもフードチェーンの一員として、食品の安全に寄与します。」

AIBフードセーフティ概要
1作業方法と従業員規範
食品の取扱いや処理に関連した評価を行います。
原材料の受入、保管、検査、取扱い、加工処理、および最終製品の配送について
異物管理装置

2食品安全のためのメンテナンス
設備、屋外および構造物に関連した評価を行います。
衛生的、効果的および信頼性のある製造環境を維持するための製造設備、建築物、および屋外の設計保全や維持管理について
3清掃活動
清掃や洗浄殺菌に関連した評価を行います。
健全で安全な製造環境を確立するための、製造設備、器具、および建築物の清掃や洗浄殺菌について
一日の作業終了時に行う清掃

4IPM(総合的有害生物管理)
有害生物管理に関連した評価を行います。
施設内の有害生物の繁殖を助長している原因を特定、防止、排除するための評価方法、モニタリング、および有害生物の活動の管理について


5前提条件と食品安全プログラムの妥当性
施設のマネージメントやチームワークに関連した評価を行います。
健全で安全な食品を提供するために、施設のすべての部署が効果的に機能することを確実にするための経営陣の支援、他部署からなるチーム、文書、教育、訓練、およびモニタリングのシステムについて